君はとても優秀な忍らしいね。五年生にしては卓越している変装の術とか。ねぇ私にも見せてくれないかい?しかし、君の殺気は痛いね、優秀なのは本当らしい。天才と言われているんだっけ。これでもね、私も若い頃は君みたいに天才だと持て囃されていたんだよ?嗚呼気を悪くしたかい?ごめんよ、悪気はないんだ。だからその手の中のクナイを仕舞ってほしいな。えぇっとそれでなんだっけ?ああ、そうそう。天才の話だっけ、んん違うかな。まぁともかく、だよ。私は君の評判を聞いてこうしてここまでやってきたわけだ。それなりの楽しみがあると思ってやってきたんだけどね、君は猫みたいに部屋の隅で毛を逆立てているだけだし期待外れだったかな?え、それじゃあやってやろうじゃないかって?本当に?うん、なかなか君は面白いね。それで何をしてくれるんだい?
……なるほど。なるほど、なるほど。これは、これは。うん、そうだね。君はまさしく天才なのかもしれない。いや、本当に凄い。しかし、それは面だけかな?中身はきちんと化けているかい?準備はいいか?さぁ――

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09/10/25